2009年11月23日月曜日

第42回国際ホルンシンポジウム・ブリスベーン2010


主催者から皆様へのメッセージです。


亜熱帯のブリスベーンのサウス・バンクで第42回国際ホルンシンポジウムへ、北半球から南半球へ、参加しましょう。
一生に一度オーストリアへ行くなら、1年のうちで一番良い季節のクィーンズランドへ来て、世界の素晴らしいホルン奏者達の演奏を聞きましょう。

初代国際ホルン協会会長バリー・タックウェルのご縁で、亜熱帯のブリスベーンのサウス・バンクであなたが世界中の仲間たちと出会い、ホルンのすべてを一緒に愛することを祝いませんか。
ブリスベーン市近郊には、モレトン湾の鯨見学やスティーヴ・アーウィンのオーストリア動物園(ワニ 狩りが有名)のような、たくさんの素晴らしい観光地に行くことも出来ます。

確かなことは1つ、第42回国際ホルンシンポジウムにいらっしゃれば、素晴らしい時を過ごすことが
できるということです。

来年オーストラリアで皆さんにお会いすることを楽しみにしております。

ピーター・ラフ(IHS42の主催者)

2009年6月28日日曜日

The Horn Call 5月号から

このサイトでは、The Horn Callの目次を紹介していきたいと思っています。
少なからず、皆さんの興味のある記事が載っていることでしょう。そのときに
国際ホルン協会の会員になっていただけたら、よいなあと思っております。

協会の会費は、機関紙代だけでなく、若く優秀なホルン奏者達に、コンクールなどのチャンスを設けることによって、育てるという事業にも使われております。次世代を育て、継承していくことは大切なことであります。ご興味のある方で、協会員になる方法がわからない、英語が苦手という方は遠慮なく
私宛私信願います。

さて今回の特集は、表紙の写真にある二人=メイソン・ジョーンズとポール・マンサーの追悼です。
この二人は、大変対照的なホルニストでありますが、アメリカのホルン界にとっては、重要な活躍をした人です。

(続く)

ブリスベーン

こんにちわ。しばらく投稿できずにいました。
アメリカのマコンで行われたフェスティバルにも行けず、残念でしたが、
来年のオーストラリア・ブリスベーンには是非行きたいと思い、早速サイトから
メーリングリストに登録しました。
http://registration.ozaccom.com.au/ei/2010/hor10/index.htm
興味のある方は、どうぞ。
日程は2010年7月18日から23日までです。

具体的には何も決まっていませんが、日本からもツアーを組んで行きたいと思っています。
詳細は決まり次第ご連絡いたします。

ちなみにJALのサイトでみましたら、ブリスベーンは直行便があり、今現在の値段は、
エコノミーのWEB悟空で14万ちょっととあります。これに宿泊費とかいれてやはり20万は超えるでしょうか。片道9時間前後、時差があまりないのも魅力です。
是非ご一緒に行きましょう。

2009年3月30日月曜日

第41回国際ホルンシンポジウムの講演、リサイタル等

講演、講演とリサイタル、特別クラス
ホルンに関する文献、作品、歴史と演奏

水曜日~土曜日午前9時~午後5時
IVASI
講師James Decker: ヴィデオの指揮者ーiVasiとオーケストラの代表作品を演奏しよう
場所: Browne Hall, Room 220

2009年6月2日(火曜日)
午後1時~
フリッパリープラスとLowell Shaw
Wallace Easter II, Wallace Easter III, Tim Schwartz, Calvin Smith, and Jeff Snedeker
場所: Grand Ballroom, University Union

午後3時~
講演
John Dressler:偉大な女性ホルン奏者達の録音
場所: Sallee Hall, Room 101

2009年6月3日(水曜日)
午前9時~
講演とリサイタル
Andrew Pelletier: 静寂との二重奏ー独奏ホルン音楽のペース配分(訳注:pace=
演奏の仕方と訳すとわかりやすいかと思う)
場所: Sandburg Theatre, University Union

午前10時~
講演
Dr. Annie Bosler:ぶちこわれて、ぶんなぐられて、ふさぎこんでしまう。ーどうしよう!演奏のスト
レスや不安とどう向き合うか。
場所: Sallee Hall, Room 10

午前10時~
講演とリサイタル
Marcia Spence and Simon Sargon: Simon Sargon によるホルンの作品
場所: Grand Ballroom, University Union

午後3時~
Jonathan Stoneman: The Desert Island Discs のデニス・ブレイン
場所: Browne Hall, Room 207

(続く)

2009年3月29日日曜日

第41回国際ホルンシンポジウムの新たな情報

2009年3月24日に公式発表された内容を簡単に日本語にしてみました。
但し、人名、場所は原語のまま掲載しています。
内容的にはかなり盛りだくさんで、興味を惹かれるものが多く見受けられます。
これに加えて、リサイタルや講演がたくさん用意されています。こちらのほうは追ってアップいたします。
いずれにしろ、3月31日までIHSの会員として参加申込をするとかなり安くなりますので、
この2,3日のうちに参加の意思を固めましょう。ご質問、問い合わせは
件名に「第41回IHSシンポジウム」と明記の上、mamiabe@joy.ocn.ne.jp
までメール下さい。

講座とプレゼンテーション

プレゼンテーション、講演そしてレッスン(種類と話題による)

「通常の集まりと特別に招聘した方達のレッスン」

2009年6月2日(火曜日)
午前11時~開会歓迎集会
主催者:Randall Faust
国際ホルン協会評議委員の人達西イリノイ大学ホルンアンサンブルと特別ゲスト
場所: Grand Ballroom, University Union

午後2時~レッスン
Richard Todd: ホルンアンサンブル演奏レッスン
場所: Browne Hall, Room 130

2009年6月3日(水曜日)
午前11時~一般集会Gregory Hustis
場所: Grand Ballroom, University Union

午後3時~公開レッスンGregory Hustis: オーケストラ演奏法
場所: COFAC Recital Hall

2009年6月4日(木曜日)
午前11時~David Amram:ホルン奏者と作曲家ーホルンを持ってきてください!
場所: Grand Ballroom, University Union

午後3時~公開レッスンWilliam Klingelhoffer: オーケストラ演奏法
場所: COFAC Recital Hall

午後4時~公開レッスンJeffrey Nelsen: 恐くないホルンの吹き方
場所: Grand Ballroom, University Union

2009年6月5日(金曜日)
午前11時~一般集会Joan Watson:カナダオペラカンパニー首席奏者とTrue North Brass
場所: Grand Ballroom, University Union

午前10時~と午後12時~
インターネットによる公開レッスンJohn Cerminaro:シアトル交響楽団首席奏者
Douglas Huff:西イリノイ大学教授
場所: Sallee Hall, Room 101

午後3時~公開レッスンJon Boen:オーケストラ演奏法
場所: COFAC Recital Hall

午後4時~公開レッスンJacek Muzyk: ソロ演奏法
場所: Sandburg Theater, University Union

2009年6月6日(土曜日)
午後1時~座談会「ホルン奏者としてのたくさんの職業」
David Griffin, シカゴ交響楽団、Prairie木管五重奏団
Annamia Larsson,王立スウェーデンオペラ、Gävle交響楽団(スウェーデン)
Jennifer Kummer, スタジオ、オーケストラ奏者(テネシー州ナッシュヴィレ)
Jim Rattigan,ジャズ オーケストラ奏者(英国、ロンドン)
場所: COFAC Recital Hall

2009年6月7日(日曜日)
午前10時~国際ホルン協会ー年次定例会議
場所: COFAC Recital Hall

午前11時~討議「受け継ぐもの(遺産)」
Randall Faust, Jonathan Stoneman と特別ゲスト
場所: COFAC Recital Hall

午後3時~公開レッスン松崎 裕先生と金丸 智子先生
場所: COFAC Recital Hall

「展示者による討議」
Dr. Rose French の司会による、 展示参加者たちによる新しい発達と提供について
毎日午前8時~
場所:LaMoine Room, University Union
2009年6月3日(水曜日):楽器
2009年6月4日(木曜日):マウスピース
2009年6月5日(金曜日):ミュート
2009年6月6日(土曜日):楽譜
展示時間:
火曜日:午後12時~5時半
水曜日~金曜日:午前9時~午後1時、午後2時~5時半
土曜日:午前9時~午後1時

「ウォームアップ集会」
主な大学教員による、基本的な概念に対する洞察(ホルンを持ってきて下さい!)
毎日午前8時から場所:Browne Hall, Room 130
2009年6月3日(水曜日): Ellen Campbell
2009年6月4日(木曜日): Andrew Pelletier
2009年6月5日(金曜日): Jeffrey Powers
2009年6月6日(土曜日): Michelle Stebleton
2009年6月7日(日曜日): Lydia Van Dreel

「ホルンアンサンブル」
水曜日~土曜日
午前9時~場所:Browne 129 & 130指揮: Roger Collins and Justin Davis
午前10時~場所:Browne 129大人のアマチュアアンサンブル指揮: Laurel Filzen Etzel
午後4時~場所:Browne 130 Roger Collins指揮: Justin Davis, and Peter Nowlen

(注:このホルンアンサンブルは、シンポジウム参加者なら誰でも参加できるものです。参加者と知り合いになるよい機会です。)

2009年1月23日金曜日

日本ホルン協会とのリンク

このたび日本ホルン協会と相互リンクをすることになりましたので、皆様にご案内致します。

日本ホルン協会(日本語のみ)
http://jhs.horn.jp/19E95B37-87BD-43FF-9F26-402EC52C54FE.html

国際ホルン協会(英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語)
http://www.hornsociety.org/

2009年国際ホルンシンポジウム公式サイト(英語)
http://www.wiu.edu/horn/ihs.html

Googleのツールバーに翻訳を追加すると便利です。

奨学金についてーその4

ドロシー・フリツァレ模擬オーディションコンクール

ドロシー・フリツァレはIHSの会員で、その伝記は「The Horn Call」1989年4月号の124ページにあります。ドロシー・フリツァレ記念基金は、IHSワークショップでオーケストラでのホルンの演奏法を学ぶことを助成するために創設されました。


4人の入賞者は、IHS国際シンポジウム期間中、ワークショップに参加している演奏家と顧問評議会会員の中からプロのオーケストラで活躍している4人の奏者に、オーケストラでの演奏法を指導していただけます。また、1年有効のIHS会員資格が授与されます。

年齢制限
国際シンポジウムの第一日(2009年6月2日)に25歳以下であり、フルタイムの学生であること。(フルタイムという言葉は、日本ではあまり一般的でないが、普通の高校、大学、大学院の在籍の場合は問題ないと思います。質問ある方は私宛私信願います。)

応募要項
応募者は、オンラインで応募できます。または、サイトから応募用紙をダウンロードするか、IHS管理部長宛 Heidi Vogel  PO BOX 630158, Lanai City, HI96763, USA (電話とFAX番号:1-808-565-7273)に請求して、提出します。

もし、開きがあれば、シンポジウム期間中の受付でも応募することが出来ます。
応募者は、先着順。コンクールの定員は40名。40名以上に応募者があった場合は、空席待ちとなります。もし応募者の中で、当日参加しない人があった場合、順番に参加することが出来ます。

過去にIHS奨学金を授与された入賞者は、同じ奨学金に応募することは出来ません。

演奏課題曲目
応募者は下記の曲目の中から、上吹きか下吹きの曲目を選択して演奏します。

ベートーベン作曲交響曲第三番 2番ホルン第三楽章 トリオ 171小節~203小節
ベートーベン作曲交響曲第七番 1番ホルン第一楽章 89~101小節
ベートーベン作曲交響曲第九番 4番ホルン第三楽章 82~99小節
ブラームス作曲交響曲第二番 1番ホルン第二楽章 17~31小節
ラヴェル作曲亡き王女のためのパヴァーヌ 1番ホルン1~11小節
ショスタコーヴィッチ作曲交響曲第五番 1番ホルン第一楽章 リハーサル番号17ー21(ホルンセクショントゥッティ)のあと2小節
R.シュトラウス作曲「ドンキホーテ」 2番ホルン変奏曲7と8 両方をすべて演奏する。
R.シュトラウス作曲「英雄の生涯」1番ホルン1~17小節
R.シュトラウス作曲「ティル・オイレンシュピーゲル」 1番ホルン 6~20小節3番ホルン リハーサル番号28のあとの19小節、リハーサル番号30の前の1小節
チャイコフスキー作曲交響曲第五番 1番ホルン第二楽章 8~28小節
ワーグナー作曲「ラインの黄金」前奏曲 8番ホルン17~59小節目の1拍目まで

応募者は事前に楽譜を用意しておくこと。

審査
IHS奨学金委員会議長によって選出された委員によって、演奏評価をします。審査員は上記の課題曲目から上吹き・下吹きの曲を選びます。応募者全員が、審査員によって書かれた講評を授与されます。
国際ホルン協会は審査判断により、奨学金を得ることが認められたとしても、それを却下または奨学金授与を行わない権利を持っています。

詳しいコンクールの場所、時間、順番は、シンポジウムの受付に掲示します。

2009年1月11日日曜日

奨学金についてーその3

奨学金は全部で4つあります。これを簡単に見れる表をエクセルで作成してみました。
下記のリンクをクリックしますとご覧になれます。
但し、概要だけを記してありますので、詳しい内容につきましては、
国際ホルン協会のホームページにアクセスして、それぞれの募集要項を
ご確認下さい。
http://spreadsheets.google.com/pub?key=pGWarVCYPA4EhZ65Q6_C3Rg

2009年1月9日金曜日

奨学金についてーその2

IHSソロコンクール

このプログラムの目的は、毎年行われるIHSシンポジウムにおいて、能力あるホルンの学生を
参加奨励するものです。シンポジウムに参加すれば、国際的なレヴェルにある演奏、学習方法、楽器や楽譜、録音、研究文献などに触れるよい機会です。

このコンクールは、ジョン・ホーキンズ記念基金の利子、フィリップ・ファーカス基金、ヴィンス・デローサ基金とルナ・ホーキンズから毎年寄せられる寛大な寄付によって支出されます。

賞金:
第一位:ジョン・ホーキンズ賞ー1,000米ドル現金、そのうち最高500米ドルまでは今年のIHS国際シンポジウムに出席するための登録料、旅費、宿泊、食事代となります。また顧問評議会の会員によるレッスン1回と3年有効のIHS会員資格が授与されます。

第二位:500米ドル現金ー最高500米ドルまでの今年の国際ホルンシンポジウムに参加するための登録料、旅費、宿泊、食事代となります。また顧問評議会の会員によるレッスン1回と3年有効のIHS会員資格が授与されます。

最終選考者:最高500米ドルまでの今年の国際ホルンシンポジウムに参加するための登録料、旅費、宿泊、食事代となります。また顧問評議会の会員によるレッスン1回と3年有効のIHS会員資格が授与されます。

年齢資格:
今年の国際ホルンシンポジウムが開催される第一日目(2009年6月2日)現在、25歳の誕生日を迎えていないホルン奏者が応募できます。

応募要項:
応募者は、紙かEメールでIHSソロコンクール申込書をIHS管理部長宛提出すること。(申込書は、下記の住所またはオンラインで入手できます。)

申込書には、基本的な連絡先を必ず記入して下さい。応募者はEメールで応募する場合は「MP3」ファイル、郵便で応募する場合は、CDを5枚に必要な演奏曲目を録音して送付してください。

すべてのCDには何も印等をつけないで下さい。ディスクは審査前に、匿名性を確実にするため
管理部長によって番号をつけます。

演奏課題曲目:
下記の曲目を録音すること
1.モーツアルト作曲ホルン協奏曲第一番から第四番の中から一楽章(ピアノ伴奏付)
2.20世紀、21世紀に作曲された無伴奏のソロ作品1曲
3.次に挙げる作品の中から1つ(ピアノ伴奏付)
  デュカス作曲:ヴィラネル、またはシューマン作曲:アダージョとアレグロ

審査:IHS奨学金委員会議長によって選出された5人の委員によって、応募者の録音された演奏の内容を
審査します。委員会は今年のIHSシンポジウムに先立ち5人の最終選考者を選出します。

最終選考者5人は、録音提出時と同じモーツアルトの楽章とデュカスかシューマンを演奏します。
30分のリハーサルがシンポジウム開始後に用意されます。伴奏者はシンポジウムが用意しますので、自分の伴奏者を連れてこないで下さい。

すべての最終選考者はその演奏に対して、講評が授与されます。

審査員団は第一位、第二位を選考します。優勝者はシンポジウム期間中に行われるIHSビジネス会議にて発表されます。

国際ホルン協会は審査判断により、奨学金を得ることが認められたとしても、それを却下または奨学金授与を行わない権利を持っています。

申込締切:
応募者は2009年2月20日必着
(以後は続く)

2009年1月8日木曜日

奨学金についてーその1

国際ホルン協会では、毎年ワークショップに数多くの若いホルン奏者に参加してもらえるよう、4つの奨学金を用意しております。
内容をすこしづつご紹介して行きます。なお、すべての奨学金の応募は2月20日となっております。まだ1ヶ月ほどありますので、是非多くの方が応募できるよう、日本語に意訳致しました。直訳ではありませんので、ご了承願います。なお、ご不明な点は、どうぞ右下をクリックして下さい。

IHS奨学金とソロコンテストの申込書はwww.hornsociety.org(国際ホルン協会のサイト→HOMEの下About IHS→scholarshipsをクリック、それぞれの奨学金名をクリックするとその内容が見れます。)
すべての申込書等は,下記宛送付願います。

Heidi Vogel
IHS Executive Secretary,
PO Box 630158Lanai City HI
96763-0158 USA
(電話とFAX:1-808-565-7273)

申込書等は郵便にて送付願います。(日本でいう宅配便は不可)申込者は、ハワイに送付するため、締切日には多少の余裕を持って投函してください。

過去にIHS奨学金を得たことのある人は同じ奨学金に応募する資格はありません。国際ホルン協会は審査判断により、再び奨学金を得ることが認められたとしても、それを却下または奨学金授与を行わない権利を持っています。(要は2度同じ奨学金は無理です。ということです。)

バリー・タックウェル奨学金

バリー・タックウェル奨学金は世界中のマスタークラス、ワークショップに参加出席することにより、ホルンを学び演奏するのにふさわしい学生を応援支援するために設立されました。この奨学金は1997年IHS設立時の会長であり、演奏家、指揮者、指導者、著作家として貢献を称えて創設された、バリー・タックウェル奨学金基金により支出されています。
奨学金:著名なホルン奏者に学び、演奏するためのマスタークラスまたはワークショップに参加するための学費、登録料、部屋と食事、旅費の支払いに対して最高500米ドル(約5万円=1米ドル100円)が支給されます。

この賞は授与されてから1年以内に使用しなければなりません。授与者は、1年間有効のIHS会員資格が与えられます。

年齢資格:2009年1月1日現在、18歳から24歳であること。

応募要綱:次の申込書類をそろえること。
①タックウェル奨学金申込書www.hornsociety.org/component/option,com_docman/task,cat_view/ に接続して印刷するか、上記に示した住所に申込む。
②2つの簡単なエッセイのコピーを3枚。(1つは応募者の経験=ホルン歴について。もう一つは特定=ここではホルンシンポジウム等の行事における応募者の勉強と演奏の計画にかんすること。)
③録音したCDを3枚。曲目は、協奏曲またはピアノ伴奏付きのソナタから1楽章、練習曲1曲、オーケストラのソロを2つ。
(例えば、R.Strauss作曲ホルン協奏曲第1番の1楽章、マキシム・アルフォンズの200の練習曲から、5巻の1番、ベートーベン作曲交響曲第7番の1楽章のソロ、ワーグナー作曲楽劇「ジークフリート」のショートコールなどが考えられると思います。)
④必要だとする判断(査定)を含む紹介状を2通(1通ずつ封印する)

申込書と応募に必要な書類はすべて英語で書かれるものとする。

審査:IHS奨学金(委員会)議長によって選出された3人の委員によって応募者を審査します。応募者は能力、性格、動機、目標、そして選んだ場所が相応しい機会であるかを総合的に判断します。

締切:申込はIHS管理部長(上記に示した住所)に2009年2月20日必着。応募者は2009年3月20日までに奨学金に関するお知らせが送付される。この奨学金はワークショップ、マスタークラスに直接支払うことができる。または、経費の領収書の提出により、授与者に支払われる。

2009年1月5日月曜日

ホルンシンポジウム参加の試算

第41回国際ホルンシンポジウム参加料金

1.参加費
全期間早期割引(3月31日までの申込)
 
IHS会員
285.00米ドル
25650円
非会員
350.00米ドル
31500円
IHS学生会員
260.00米ドル
23400円
非学生会員
325.00米ドル
29250円
ホルンを演奏しない参加者、家族、聴講のみ
185.00米ドル
16650円
 
全期間(3月31日以降の申込)
IHS会員
315米ドル
28350円
非会員
385米ドル
34650円
IHS学生会員
290米ドル
26100円
非学生会員
360米ドル
32400円
ホルンを演奏しない参加者、家族、聴講のみ
215米ドル
19350円
 
1日参加早期割引(3月31日までの申込、1日あたり)
IHS会員
75米ドル
6750円
非会員
115米ドル
10350円
1日参加(3月31日以降の申込)
IHS会員
95米ドル
8550円
非会員
135米ドル
12150円

2.大学寮使用料
シングル(6/2~6/7)税込み
120.84米ドル
10875円 
ダブル(6/2~6/7)税込み
165.36米ドル
14882円
一緒に泊まりたい人の名前を記入すること。各自の申込書にお互いの名前を記入すること。大学は一緒に泊まる人の斡旋をしません。

3.食事
シンポジウムバンケット(6/7 12:30pm~)
25米ドル
2250円
ベジタリアンの人は事前に申し込むこと。バンケットは定員600名。バンケット申込締切は、5月1日までですので、ご注意下さい。

4.寮のお食事プラン
朝食 6/3から6/8
46.20米ドル
4158円 
昼食A 6/2~6/6(シンポジウムバンケット出席の場合)
48.21米ドル
4338円
昼食B 6/2~6/7(シンポジウムバンケット欠席の場合)
57.85米ドル
5206円
夕食 6/2~6/7
57.21米ドル
5148円
もし食物アレルギーがある場合は記入すること。

5.Sodexo 食事カード
50米ドル
4500円
25米ドル
2250円
このカードは大学学食などにある、Burger King(アメリカでマクドと同じように有名なハンバーガーショップ,Starbucks(日本でも有名なコーヒーショップ)等で使用できます。またミールカードは早期申込者のみ購入することが出来ます。

試算:(どちらもバンケット出席した場合)
たとえばIHS会員で全期間宿泊はシングル、食事は3食付3月31日までに申込んだ場合
582.46米ドル
52421円
たとえばIHS学生会員で全期間宿泊はお友達とダブル、食事は食事カード50ドルを4枚の場合
567.68米ドル
51091円

航空運賃(日本航空悟空の一番安い運賃プラス燃料代等=6月のはじめは例年一番低いレートが設定されていますが、あくまでも参考です)約12万円前後

これに自宅から成田空港までとシカゴオヘア空港から現地までの交通費などを加えると
少なくとも20万円近くは必要かなと思われます。ただし為替は、1ドル90円で計算しております。
1ドル100円になった場合は、いかがでしょうか。今から6ヶ月毎月4万近く貯めますか!

なおこの表をエクセルで作ってみました。そうすると自分の好きな選択肢で計算が出来ます。
下記をクリックしてご覧下さい。

http://spreadsheets.google.com/pub?key=pGWarVCYPA4F9UgfvZ05sPg

2009年1月4日日曜日

第41回国際ホルンシンポジウムの参加申込方法

第41回国際ホルンシンポジウムのウェブサイトhttp://www.wiu.edu/horn/ihs.htmlの下のほうに
Registration Form for IHS-2009 があります。これをクリックするとPDFファイルが開きます。

これを印刷して手書きで記入するか、自分のPCまたはファイルに落としてキーボードで入力して印刷し、郵便、電話、FAXの3つの方法で申込が出来ます。郵便の場合は、西イリノイ大学宛のチェック、電話とFAXの場合はクレジットカードでの支払いになります。
ちなみにこの申込書を印刷すると通常A4サイズで3枚になります。1人1枚を使用します。

3月31日までに全日程を申し込むと3月31日以降に申し込むより、だいたい10%割安になります。
また国際ホルン協会員と非会員の場合、大変違いますので、会員になって、3月31日までに
申し込まれることを是非お勧めいたします。なお参加申込書の日本語訳が欲しい方は、下にあるコメントをクリックして私宛お知らせ下さい。

シカゴオヘア国際空港からシカゴユニオン駅まで

ワークショップのサイトには以下のように書かれていますので意訳を載せます。

BLUE線がオヘア国際空港と接続しています。このBLUE線で、LAKE/CLARK駅で下車。歩きだと遠くて歩けないので、タクシーに乗りたいと思うことでしょう。それでも歩いてみようと思うならば、LAKE通りを西へ6ブロックCANAL通りまで行きます。CANAL通り(CANAL通りは、シカゴ川を渡った最初の通りです)を左に曲がり、南へ5ブロック歩きます。ユニオン駅は、CANAL通り、ADAM通り、JACKSON通りの間にあります。(歩きの部分だけ、地図上で見ると、1.6KMありますので、普通に歩いても、20分はかかることと思われます。)ここまで、(空港から)約1時間かかります。

ここまで書いて数々の問題が湧いてきました。
それは、日本からシカゴへの直行便の多くは、シカゴに午後3時ごろ到着します。運よく行ってユニオン駅午後5時55分発のマコーム駅行きの列車に乗れるかどうか。
直行便でない場合はどうするか。
オヘア空港から、マコームへのバスの便は?
レンタカーを使ったらどうなるのか?
帰路は?

少しずつ調べてわかることからまたアップしていきたいと思います。

2009年1月1日木曜日

今年のシンポジウム

今年のワークショップはアメリカシカゴ、ユニオン駅から電車で3時間半、オヘア国際空港からバスで5時間半近く行ったところにある、イリノイ州マコーム、西イリノイ大学で開催されます。シカゴへは日本から約13時間。行くだけで1日がかりになりそうですね。

「ワークショップの参加者の皆様へ」と題したマコームへの交通機関についてのページを以下に意訳いたしました。

マコームへは電車のご利用をお願いいたします。マコームはアムトラ(注)が停車する町です。マコームへ一番少ない費用で訪れるには、電車を使うことです。

2006年10月20日より、アムトラは、シカゴ・ユニオン駅との間に一日2往復あります。(中略)乗車券は、ネットサイトAmtrak.com、電話(合衆国内)800-USA-RAIL,Quik-Trak 自動販売機または、マコーム・アムトラ駅にある、マコーム旅行センター(309/833-5531)を始めとする、認可された旅行代理店等で事前に購入しなければなりません。
(ちなみに大人が往復38米ドル、学生32.30米ドル)

アムトラ時刻表(マコーム駅発着)
シカゴ発  午前8:00発 マコーム着 午前11:17着      午後17:55発   午後22:10着
マコーム発 午前7:00発 シカゴ着  午前10:30着      午後18:18発   午後21:48着
  
(注)アムトラ(Amtrak)日本語ページhttp://www.amtraktowns.com/アムトラックとは全米を走る旅客鉄道のこと。"Amtrak" という名前は "American" と "Track" の合成
語であると公式サイトに載っていますが、"Travel"という語の意味もあるとよく言われています。
Amtrak というのはブランド名のようなもので、正式名称は National Passenger Railroad Corporation といいます。
車社会のアメリカにあってそうとうマイナーな交通機関と認識されているようで、知らない人もいるとかいないとか。
本家(米語ページ)http://www.amtrak.com/servlet/ContentServer?pagename=Amtrak/HomePage

ジャズソロコンクール

ジャズソロコンクールはホルンにおけるジャズ演奏の発展のために設けられました。

各ジャズソロコンクール応募者は、下記の作品を含む15分のプログラムを演奏しなければなりません。

課題曲1.Blues in F-伴奏者用意のこと。
      Now's the Time-Charlie Parker

課題曲2.下記のスタンダードジャズ作品の中から1曲
      All the Things You Are
Days of Wine and Roses(酒とバラの日々)
Autumn Leaves(枯葉)

課題曲3.初見試奏、コード進行に基づく無伴奏のオリジナル即興演奏。

第一次審査

各応募者は高性能による録音を提出のこと。この録音は上記に掲げられている課題曲1、と課題曲2
の曲を必ず含むこと。

最終審査

最大8人までが6月6日(土曜日)の最終審査に選ばれる。

 ■各奏者は演奏に対し審査員から講評を頂くことができる。
 ■1人の奏者が米250ドル(約22,500円)を授与される。
 ■1人の奏者が6月7日(日曜日)の最終シンポジウムコンサートに出演することができる。

注意:為替は2008年12月末のレートです。

ホルンアンサンブルコンクール

ホルンアンサンブルコンクールは、ホルンアンサンブルのレパートリーと演奏の発展のために設けられたものです。

各団体が演奏する課題曲は以下の通りです。

1.下記に掲げる作品の中の1曲から少なくとも1楽章
※(国際ホルン協会作曲コンクールの優秀作品)

  ■四重奏の部
   Faust:4本のホルンのための四重奏曲
   Heiden:ホルン四重奏曲
Hill:Shared Reflections-注①
   Hindemith:4本のホルンのためのソナタ
   Presser:ホルン四重奏曲
   ※Turner:四重奏曲第一番

  ■大編成の部
   ※Deachamps:六重奏曲「Mars 1981」
   ※Ring:8本のホルンのための組曲
   ※Stanhope:ホルン吹きのための「retreatとpumping Song」-注②
   ※Winteregg:Pastiche(他人のいろいろな作品を集めた作品、メドレー)

2.アンサンブルが選択した作品(自由曲)を1曲、合計でプログラムが20分を超えないものとする。

第一次選考

各団体は、高性能での録音を提出します。この録音は上に上げたリスト1の中から1曲と、団体が選択した作品が含まれていなければなりません。

最終選考
6月6日(土曜日)の最終選考には最大6団体が選ばれます。四重奏の部は指揮者なし、大編成の部は指揮者の有り無しを選ぶことができます。

 ■各団体は、演奏に対して審査員からの講評をいただけます。
 ■一団体は、米250ドル(約22,500円)の賞金が与えられます。
 ■一団体には、6月7日(日曜日)の最終シンポジウムコンサートに出演します。

注ー①②この曲名、幾度となく日本語訳を考えましたが、なかなか名訳が浮かびません。②はひいていえば、「ホルン吹きの静養と水兵の歌」でしょうか。為替レートは2008年12月末でのレートです。課題曲は一部ネットで購入することができますが、詳細わかり次第、このブログでアップ致します。

第41回国際ホルンシンポジウム

はじめにお断りを申し上げます。このブログの多くは、IHSのサイト(英語)を日本語に意訳しております。直訳ではなく、なるべく皆様にわかりやすく読んでいただくことを、主な目的としております。ご了承の上お読みください。

今年は西イリノイ大学(イリノイ州マコーム)http://www.wiu.edu/horn/ で6月2日(月)から7日(日)まで「学ぶところ、演奏するところ」というテーマで行われます。

このシンポジウム期間中のハイライトとして(この限りではありませんが):
1.優れたホルン指導者と著名な演奏家と共に、ホルンの演奏方法をさまざまな角度から学ぶ機会を参加者に提供。
2.指導者による演奏経験の機会を提供。
3.ホルンの学習、奏法について展示者と交流を深める機会を提供。
4.ソロ、オーケストラパート、ホルンアンサンブル、ジャズソロの部門コンクール開催。
5.テクニック、文献、演奏について厳選した話題についてのクリニック。
6.新人、中堅の新たに発掘したホルン奏者による上演。
7.偉大な演奏家、貢献している演奏家による、ホルンのソロや室内楽作品の傑出した演奏。