2011年1月23日日曜日

2011年度国際ホルン協会ワークショップ試算表

1USドル90円で換算
2月28日までの申込
IHS会員           総会全日程 275ドル 24,750円
非IHS会員           総会全日程 323ドル 29,070円
65歳以上のIHS会員      総会全日程 305ドル 27,450円
25歳以下の学生証を持っているIHS会員 総会全日程 305ドル 27,450円
会員資格問わず            1日のみ       64ドル 5,760円

3月1日以降の申込
IHS会員 総会全日程 360ドル 32,400円
非会員 総会全日程 380ドル 34,200円
65歳以上のIHS会員 総会全日程 342ドル 30,780円
25歳以下の学生証を持っているIHS会員 総会全日程 342ドル 30,780円
会員資格問わず 1日のみ 75ドル  6,750円
バンケット(宴会) 18ドル 1,620円

例えば、2月28日までにIHS会員の方申込、バンケットに参加して、寮に宿泊した場合、US493ドル(約44,500円)飛行機代が現在分かっているユナイテッドかデルタを使用した場合で60,000円位ですので、合計11万円くらいとなります。さらに5日間の昼食、夕食、空港までの交通費等を3万円考えると、最低でも14万円くらいは必要かと思われます。

これが、3月1日以降の申込では寮に宿泊できませんので、IHS会員、バンケット参加で378USドル(約34,000円)プラスホテル代(22,500円)で、56,500円に飛行機代で合計12万円、さらに食事代、交通費を3万円として15万円かかるとして、1万円くらいの割高になります。
以上大雑把に試算してみました。あくまでも試算ですし、為替の変動は考えておりませんので、参考のみにとどめていただければと存じます。

宿泊について

ドミトリー(寮)がなんと5泊で200USドル(約17,000@1USドル85円で換算)
一部屋にベットが2台ですが、朝食込みでこのお値段


ただいまシンポジウム主催側では、SFSU(サンフランシスコ州立大学)の寮が1部屋2人で使用、朝食込み1泊40USドルで用意しております。お友達とご一緒でも構いませんし、お1人の方は主催者のほうでもう1人の方をお探しすることも出来ます。但しシングルのお部屋はありません。ベットの数を確保したい方はサイトの確認ページで予約できますので、お友達や大勢で参加する方は一度に予約が出来ます。寮のチェックインは6月20日月曜日の午後4時から始まります。最終チェックアウトは6月25日土曜日の午前11時となります。その時間外のお荷物の保管場所をご用意しております。

ご利用できる部屋の数は限られております。申込順に受付しております。申込受付締切日は2011年2月15日です。どうぞお部屋を確保する前にシンポジウムの申込をなさって下さい。寮の部屋使用料は予約と同時にお支払願います。またいったんお支払いただいた料金の払い戻しはございません。

お部屋を予約するためにはサイトの「Make Reservation」をクリックしてください。それから画面の右下に見えるShopping Bagの「Open Bag」をクリックしてください。ベットの数を入れ「Checkout」をクリックしてください。次にお支払方法のページに移ります。そこでお支払に関する必要事項を記入して下さい。

ホテルを考えている方は、Comfort Inn and Suites of South San Franciscoのお部屋をこのシンポジウムのために特別価格で提供しております。このホテルはSFSUから車で20分ほどで、サンフランシスコ国際空港にも近い(3マイル=約5km)ところにあります。予約はホテルへ直接電話をしてシンポジウムに参加する旨をおっしゃって下さい。詳細は2人1部屋だと1泊97.5US$(税込み・8800円1人だと4400円@1USドル85円くらい)です。ちなみにこのホテルのサイトの情報によれば、空港送迎、朝食、ロビーのコーヒー・紅茶、駐車場、インターネットの接続は無料。各部屋には冷蔵庫、電子レンジ、ヘアドライヤー、アイロンとアイロン台、コーヒーメーカー等が付いているようです。

注:寮の部屋には、トイレ・バス等はありません。共同使用です。また日本のようなお風呂ではなく、シャワーのみです。ホテルのほうはトイレの部屋の写真がないので、確認できませんが、普通はシャワーのみのことが多いです。またホテルは1部屋いくらという表示です。1つのベットに2人で寝ればそれだけお得になる仕組みになっています。2つのベットのある部屋で最高4人まで泊まることが出来ます。詳しくはhttp://www.comfortinn.com/hotel-south_san_francisco-california-CA801?sid=qs_S.aZMTrgCf0.10&sarea=&sname=&slon=-122.404869&slat=37.654629&schain=&scountry=&sstate=&type=&sradius=&sstate_country=&scity=もご参照下さい。

2011年1月13日木曜日

2011年国際シンポジウムのスケジュール

一週間の概観:
日曜日の午後12時から5時まで登録受付致します。

現在全ての行事並びにプロ奏者のコンサートの細かい時間等は未定です。基本計画はきまっており、詳細を詰めている状況です。詳細確定次第、順次サイトhttp://www.ihssymposium2011.com/ihssymposium2011/Schedule.html、ブログ
http://www.ihssymposium2011.com/ihssymposium2011/Blog/Blog.htmlに掲載致します。
その他確定しているところでは、世界初演作品やホルンの世界にとって、興味深いプレゼテーション、素晴らしく感銘を受ける
ようなこと、驚くようなことなどがあります。

毎日が同じスケージュールではありません。しかしある時間帯はいつものように毎日同じようなイヴェントを用意しています。
サプライズ(びっくりするようなこと)があります。それは皆が参加している通常の活動、集まりの中にありますよ。

会場建物は毎晩夜中の12時まで開いています。

月曜日:
登録受付は午前8時から開始します。参加される方は10時又は10時半から、メインホールで行われるガラ・オープニング・コンサートにいらしてください。このオープニングコンサートは、ちょっとしたサプライズを用意しています。今までのIHSのどんなイヴェントよりもインターネットに密着したいという我々の意向を反映したものとなるでしょう。このコンサートの後、昼食となります。昼食に続いて2つのプレゼンテーションの1つはBrian Fredericksenによる「アーノルド・ジェイコム氏の教えたこと」です。もしまだジェイコム氏が生徒たちに与えた影響を知らない人は、この機会を是非お見逃しにならないようにして下さい。
午後のコンサートはContributing Artists(以下CAと略します。ボランティアで参加してくださる演奏家達です。)によるコンサート、夜のコンサートはfeatured artists(以下FAと略します。このシンポジウムに特徴ある位置づけをもたらして下さる演奏家達です。)

火曜日:
この日から正規のスケジュールとなります。ウォームアップと特別なエキソサイズは8時から始まります。講演、マスタークラス(公開レッスン)、プレゼンテーションは9時から10時に行われます。参加者によるホルンアンサンブル(原文ではhorn choir1つのパートを大勢で合奏すること)のリハーサルが11時からあります。

昼食の後は、特別はプレゼンテーションがあります。続いてCAによるコンサート、夜のコンサートはいつもFAによるものとなります。

水曜日:
火曜日と同じです。

木曜日:
これは今までのシンポジウムとはまったく違う日となります。この日をCommunity Day(コミュニティ・デイ)と呼ぶことにしました。午前中は火曜日、水曜日と同じですが、昼食の後は、皆さんが好きなことを出来る、やりたいことが出来るようにしました。その理由は皆さんのお疲れがちょうど週の折り返し地点で出てくるだろうと思いますので、充電する機会を設けました。

新しいお友達と昼食や夕食を共にしませんか。近くの風景明媚なところへ散策にいったり、興味のある場所に行ってみませんか。もちろんその御案内も用意致します。レッスンや指導もご用意しておりますし、会場建物はいつものように開けております。

木曜日は建物の中でいくつかの行事も考えております。計画の1つとして、一緒に演奏したい仲間が集まって、他の人のホルンを吹いてみるなんてことも考えています。題して本当の意味でのrotate parts「パーツの交換」などなど。

展示者と予約をして個人的にホルンを吹かしてもらったり、ミュート等の道具、楽譜を選んだりしてみるのはいかがでしょうか。
ちょっと立ち止まって自分はここでなにを見て聴いたのだろうと振り返ってみる時間にしても良いでしょう。

いままで聴いてもらったことのない人達に演奏するというのもいいですね。

金曜日:
通常の朝のスケジュールに続いて昼食です。
午後からは、過去そして現在ハリウッドのスタジオで特別に貢献してきたホルン奏者達の日になります。とても興味深い映画画像(フィルム)とインタビューを交えながら行います。有名なホルンソロ、又はホルンセクションの音楽をその奏者、そのシーンとともに振り返ることで、賞賛を称えたいと思います。これは絶対見逃せないイヴェントの一つになるはずです。

土曜日:
通常の朝のスケジュールに続いて、年次総会並びにバンケット(宴会)です。この行事は近くの芝生にテントを張って行われます。なるべくピクニック(青空の下でご飯を食べる)に近づけたいのですが、お天気が気になるところです。

そして最後に夜のコンサートは皆と一緒にもっとも大きな感銘を与えるコンサートになることでしょう。

以上1月13日現在公開されているスケジュールを意訳いたしました。変更又は新たなスケジュールが掲載されましたら、随時
こちらにアップして参ります。詳しいことはhttp://www.ihssymposium2011.com/ihssymposium2011/Schedule.html
でご確認下さい。

ポール・マンサー奨学金

この奨学金は、長年に渡り「The Horn Call」の執筆を行い、サザンイースタン・オクラハマ州立大学の名誉音楽学部長を務め、IHS名誉会員であったポール・マンサーの名前が付与されています。そしてIHS国際総会に参加し、世界的に著名な芸術家、教授からレッスンを受けるためにフルタイムで在籍している学生達のために創設されました。この奨学金はポール・マンサー奨学金基金の利息によるものです。

賞:
Featured Artists(特別招待のホルン奏者達)又はIHS諮問委員会のメンバー達の個人レッスンをIHS国際シンポジウムにて受けることが出来ます。また1年間の会員会費が免除になります。

年齢制限:
●シンポジウム開催時に18歳又はそれ以下のフルタイムの学生
●シンポジウム開催時に19歳から26歳までのフルタイムの学生

申込方法:

1.マンサー奨学金申込用紙に必要事項を記入して下さい。これはIHSウェブサイトからログインして入ることが出来ます。この用紙には、シンポジウムに参加してレッスンを受けることで、どのようにあなたのの演奏技術等を高めることが出来るかという課題で小論文を添付します。小論文は750字から1000字以内にまとめて下さい。レッスンして頂きたいと思う人の名前を書いて良いです。現在分かっているシンポジウムのFeatured Artistsの名前はhttp://www.ihssymposium2011.com/ihssymposium2011/Featured_Artists.htmlで見ることが出来ます。フランク・ロイド、ゲイル・ウィリアムズ、ウィリアム・ヴァーミューレン、アンドリュー・クラーク、リチャード・トッド、ジョール・アリアス、ロジャー・カザ、トム・ヴァーナーなどの名前(敬称略)が挙がっています。

2.国公立、私立の小中高等学校、音楽専門学校、大学にフルタイムの学生として在籍している証明(含む学生証)をPDF,JPG又はGifファイルで提出して下さい。

審査:
IHS会長によって選ばれた委員によって応募者を選定致します。小論文は内容、文法の両方を評価しますので、準備には時間をかけて丁寧に仕上げて下さい。(訳者注:翻訳添付可ですが、字数は英語なのか母国語なのか問合せ中です。)

締切:
2011年3月7日 なるべく電子メールで送付して下さい。応募者には2011年4月8日までに可否の通知を致します。なお、この賞にはシンポジウムに参加するための経済的援助はありません。

Jon Hawkins記念奨学金

Jon HawkinsはIHS終身会員でした。彼は、プロのホルン奏者としてそのキャリアを始めたとき、交通事故で亡くなりました。彼のご両親は、この奨学金を息子の記念として創設しました。Jon Hwakinsの生涯は「The Horn Call」の1992年10月号108ページに掲載されております。

この奨学金は、IHS総会に参加するために、援助するに値し、とてもやる気のある学生に参加を促すものです。IHSシンポジウムに出席することにより、学生達は最高水準の演奏、指導、楽器等様々な物質的資産、そして人々に出会い、良い影響が得られることでしょう。

賞:
優勝者には最高1,500USドルが2011年のIHSシンポジウムに参加するための申込費用、宿泊費、交通費として授与されます。

又、奨学金受賞者には
●シンポジウムに参加した少なくとも1人の著名なホルン奏者による、個人レッスン又はマスタークラスを受講することが出来ます。
●シンポジウムにおいてソロの演奏機会が与えられます。
●Jon Hawkinsのために作曲されたWerner Pelinkaの協奏曲の楽譜を与えられます。
●1年間のIHS会員会費が免除されます。

年齢制限:
2011年6月20日に24歳未満であること。

申込方法:
申込書はIHS事務局長へ提出してください。申込にあたりは下記の2点を必ず添付してください。

1.Hawkins奨学金申込用紙のページはIHSオンラインからログインして入ることが出来ます。申込には3つの小論文が必要です。
もし英語が母国語ではない場合、小論文は母国語で書き、英語の翻訳を添付して提出することが出来ます。もし翻訳を依頼した場合は、翻訳者の名前を明記して下さい。

小論文はテキスト形式、PDF又はマイクロソフト・ワードでアップロードして下さい。

(1)あなたのホルンに関する経歴、経験を、学んだ学校、先生、演奏した機会を含めて書いてください。
(2)ホルン奏者としてのあなたの将来の目標、夢を書いてください。
(3)現在のあなたの経済的な状況と、この奨学金をあなたの計画にどのように生かして生きたいかを書いてください。

また推薦状1通を事務局長へ直接送付して下さい。この推薦状は家族でない人で、あなたの性格、音楽的目標と能力、経済的な援助の必要性を伝えることが出来る方にお願いして下さい。この推薦状は郵便または電子メールで、推薦者が直接送付するようにお願いして下さい。

2.応募者の現在の演奏能力が表現された、少なくとも2つの対象的な作品(訳者注:古典と近現代、速い曲と遅い曲等)の録音

審査:
IHS奨学金委員会のメンバーによって審査致します。

優勝者は下記の3つを考慮して選考されます。
1.演奏能力
2.ワークショップに参加するための経済的援助が必要であることの証明
3.学習意欲

締切:
2011年3月7日
応募者へは2011年4月8日までに可否が伝えられます。

申込の翻訳等につきましては阿部まで mamiabe@joy.ocn.ne.jp お問い合わせ下さい。

Dorothy Frizelleオーケストラオーディション

Dorothy Frizelle氏はIHSの会員でした。その生涯は「The Horn Call」の1989年4月号124ページに掲載されております。Dorothy Frizelle記念基金は、IHSワークショップでオーケストラのホルン奏法を学ぶ人達を支えるために、彼女を記念して創設しました。

賞:
それぞれの部門で1人ずつ選出されます。優勝者はシンポジウムにおいてオーケストラ奏法の指導を受けることが出来ます。また1年間の会員会費が免除となります。

年齢制限:
フルタイムの学生で国際シンポジウムの最初の日、つまり2011年6月20日に25歳未満であること。

申込方法:
応募者はIHSオンラインからログインして申込むことが出来ます。又事務局長Heidi Vogel女史にEメールで申込むことも可能です。もし定員に達しなかった場合は、シンポジウムの登録受付会場で申込むことも出来ます。コンクール準備のマスタークラスで、応募者はフルタイムの学生であること、シンポジウムに申込登録したことを証明しなくてはなりません。学生証を持参してください。(訳者注:フルタイムとは日本では学位を習得するための大学、大学院、専門学校が殆どですが、欧米ではある単位のみを取るためにパートタイムとして学生登録できる大学、音楽学校がありますので、それと区別しています。)応募者は申込順に受付致します。

国際シンポジウムの登録受付のあと、全てのコンクール出場者はコンクール準備のためのマスタークラスに参加します。これは、オーケストラスタディで求められているもの、オーディションや演奏の仕方について、オーケストラスタディの審査委員達が講義するものです。このマスタークラスはシンポジウムの最初の2,3日の間に行われます。最後のマスタークラスで上吹き、下吹きのオーディション名簿が発表されます。全てのマスタークラスに参加していない人はオーケストラオーディションに出場することは出来ません。マスタークラスとオーディションの間には少なくとも1日は間が開きますので、参加者はマスタークラスで得たものを生かすことが出来ます。

オーディションの曲目:
上吹き(特に指定がなければ1番ホルンパートを演奏して下さい。
1.ベートーベン作曲交響曲第七番 第一楽章 88-101小節
2.ブラームス作曲交響曲第二番 第二楽章 17-31小節
3.ラヴェル作曲亡き王女のためのパヴァーヌから冒頭のソロ
4.R.シュトラウス作曲英雄の生涯 1-17小節
5.R.シュトラウス作曲ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら 1番ホルン 6-20小節、3番ホルン #28後19小節目から#30の1小節前まで。
6.チャイコフスキー作曲交響曲第五番 第二楽章 ソロ

下吹き
1.ベートーベン作曲交響曲第三番 第三楽章トリオの2番ホルン
2.ベートーベン作曲交響曲第九番 第三楽章82-99小節の4番ホルン
3.ショスタコーヴィッチ作曲交響曲第五番 第一楽章練習番号17-21までの1番ホルン
4.R.シュトラウス作曲ドンキホーテ 第七・第八変奏の3番ホルン
5.R.シュトラウス作曲英雄の生涯 練習番号3の4小節後から練習番号5の1小節後まで。
6.ワーグナー作曲ラインの黄金への前奏曲 17小節目から59小節の上拍までの8番ホルン

審査:IHS奨学金委員会によって選任された委員が演奏を評価します。参加者全員に審査員から演奏の評価が文書で渡されます。詳しいコンクール(含むマスタークラス)の場所、日時については、シンポジウムのプログラムや登録受付案内掲示板をご覧下さい。

IHSソロ奏者コンクール

申込は2月28日です。今から準備すれば間に合います。
この機会にコンクールの最終選考に残って、サンフランシスコへ行きましょう。

このコンクールの目的は将来著名なソロホルン奏者を育成していくことです。フィリップ・ファーカス氏とヴィンセント・デローサしの奨学金基金の利息を使用しております。決勝に進出した方全員は、シンポジウム参加のための旅費を支払い、参加者として申込をして頂きます。

賞:
●第一位:1,500USドルと3年間のIHS会員会費
●第二位:1,000USドルと3年間のIHS会員会費
●第三位:500USドルと3年間のIHS会員会費

年齢制限:
シンポジウムの第一日に25歳未満であること。今年の場合は2011年6月20日に25歳未満であること。

申込方法:
IHSのウェブサイトからログインしてIHS Premier Solo Competition Application Form(申込サイト)へ行きIHS事務局へ提出しなければなりません。応募者はまた下記の作品を録音した物も提出しなければなりません。

録音は次の3つの領域から1曲づつ選んで下さい。
1.モーツァルト作曲ホルン協奏曲第二番
  モーツァルト作曲ホルン協奏曲第四番
  R.シュトラウス作曲ホルン協奏曲第一番
  3曲の中から第一楽章、1つを選ぶ。(オーケストラまたはピアノ伴奏付)
2.20、21世紀の無伴奏作品を1曲
3.ボザ作曲森にて
  デュカス作曲ヴィラネル
  シューマン作曲アダージョとアレグロ
  3曲の中から1つを選ぶ。(ピアノ伴奏付)

審査:
IHS奨学金委員会から選ばれた5人の審査員が録音の内容をもとに判断します。録音の個人情報は事務局長が削除し、応募者は匿名の状態で審査員に配布されます。委員会は最終選考者を5人選出し、シンポジウム(年次総会)にて本選を行います。

本選出場者は審査に提出したのと同じ教則曲とピアノとホルンのための作品を本選で演奏します。こちらで伴奏者とのリハーサルを用意致しますので、ご自分の伴奏者を連れて来る必要はありません。本選出場者は全員、演奏に関する文書による評価を渡されます。審査員は入賞者を決定し、IHS年次業務会議にて発表致します。

締切:
2011年2月28日
応募者は必ず申込用紙と、3曲の録音を提出してください。本選出場者は2011年3月31日までに通知されます。

申込サイト:
http://www.hornsociety.org/en/about-the-ihs/scholarships/185-ihs-solo-contest

バリー・タックウェル奨学金

この奨学金の申込締切は2月8日ですが、急げば間に合います。

バリー・タックウェル奨学金
この奨学金は、より良い勉学の機会を与えるに相応しい学生達を応援し、世界中のマスタークラスやワークショップに参加して演奏する機会を与えるために設立されました。バリー・タックウェル奨学金基金は、1997年にIHSの創始者、初代会長、そして彼の演奏家、指揮者、指導者、そして文筆家としての偉業を称え創立されました。

賞:500USドル
但し、マスタークラス又はシンポジウムに参加して、著名なホルン奏者から指導を受けたり、共に演奏するための参加費用(登録料、宿泊費、交通費等)を援助するために使用します。

年齢制限:2011年1月1日現在18歳以上24歳まで

申込方法:申込はIHS事務局長宛提出して下さい。申込に際しては下記の3点を提出してください。

1.タックウェル奨学金申込用紙への記入(IHSオンラインにログインして申込書に記入の上提出します。)
この申込書には2つの小論文も必要です。小論文はテキスト形式、PDF又はマイクロソフトワードを使ってアップロードします。
内容は:
(1)なぜそのマスタークラス又はワークショップに参加したいのか、そこに行って、何を学んだり、演奏したいかできるだけ詳しく説明しなさい。
(2)音楽の学習歴並びに経験を簡潔に書いてください。
 
2.録音(ピアノ伴奏付きの協奏曲又はソナタから1楽章、練習曲1曲、オーケストラスタディから2曲)

3.推薦状2通。
推薦状は推薦してくださる方から直接事務局へ提出して頂きます。その際に、申込者の経済的援助が必要であると書いて頂くようお願いして下さい。1通は、現在師事しているホルンの先生から、もう1通は応募者の性格やホルンの演奏に対する関心がどのくらいあるかを書くことが出来る方(但し家族は不可)にお願いして下さい。

審査:IHS奨学金委員会から選ばれた3名によって審査されます。応募者は技術、性格、学習意欲、目標、経済的必要性、機会等を見て判断いたします。

締切:2011年2月8日
賞の発表は2011年3月31日までに応募者に通知されます。
この奨学金はシンポジウム又はマスタークラスに直接支払われるか、受賞者からの領収書提出によって払われます。

なお、書類は日本語で書いても構いません。(含む推薦状)但し、英訳を必ず添付しなくてはいけません。また、IHS会員でない方は、申込画面に入れません。申込用紙が必要な方、翻訳等は阿部まで mamiabe@joy.ocn.ne.jp ご連絡下さい。いつでもお手伝い致します。

申込は http://www.hornsociety.org/en/about-the-ihs/scholarships/184-barry-tuckwell-scholarshipの「apply here」をクリックすると申込用紙のページになります。

郵送での申込は下記宛送付してください。

Heidi Vogel, Executive Secretary
International Horn Society
PO Box 630158
Lanai City, HI 96763-0158
USA

下記QRコードを読込みますと、私宛簡単にメールが送れます。


2011年1月9日日曜日

奨学金

奨学金コンクール全般に関する説明

全ての国際ホルン協会(以下、IHSと略します。)奨学金とコンクールの応募申込はネットからオンラインまたはIHS事務局長宛で出来ます。

申込書類はIHS事務局長 Ms.Heidi Vogel(メールアドレス:exec-secretary@hornsociety.org)またはオンライン申込書に記入の上お送り下さい。応募者は完全な申込が完了すれば、応募を確認したとのメールが届くはずとなっています。もし、確認のメールが来ない場合は、事務局長にお問合せ下さい。申込書類はIHSのウェブサイトにある申込ページ、または電子メールによって提出することが出来ます。英語での申込が望ましいですが、英語が母国語ではない応募者は母国語とその翻訳を添付することで申込をすることが出来ます。該当する応募者は翻訳をどなたかにお願いしてください。但し、母国語と英語の両方を提出して下さい。(翻訳、申込のお手伝いは随時しておりますので、メールでお問合せ下さい。)

IHSコンクール及び奨学金のための録音は、MP3を使用してください。他フォーマットでも変換して審査致しますが、変換する途中で音質が劣化します。録音はIHSウェブサイトの申込ページから、または電子メールにて提出して下さい。

以前IHS奨学金並びに演奏コンクールの1等賞受賞者は同じ奨学金並びに演奏コンクールに応募することはできません。

全ての受賞金はUSドル建ての銀行小切手または現金で支払われます。全ての賞は受賞した年に使用します。IHS会員権を含む賞は現在の会員権を延長することとします。

国際ホルン協会は、審査員による意見または正当な理由等による、コンクール及び奨学金の開催、キャンセル、賞の増減等の権利を持っています。

コンクールの部

IHSソロイストコンクール
このコンクールの目的は将来著名なソロホルン奏者を育成していくことです。フィリップ・ファーカス氏とヴィンセント・デローサしの奨学金基金の利息を使用しております。決勝に進出した方全員は、シンポジウム参加のための旅費と参加者として申込をして頂きます。

Dorothy Frizelleオーケストラオーディション
Dorothy Frizelle氏はIHSの会員でした。その生涯は「The Horn Call」の1989年4月号124ページに掲載されております。Dorothy Frizelle記念基金は、IHSワークショップでオーケストラのホルン奏法を学ぶ人達を支えるために、彼女を記念して創設しました。

奨学金の部

バリー・タックウェル奨学金
この奨学金は、より良い勉学の機会を与えるに相応しい学生達を応援し、世界中のマスタークラスやワークショップに参加して演奏する機会を与えるために設立されました。バリー・タックウェル奨学金基金は、1997年にIHSの創始者、初代会長、そして彼の演奏家、指揮者、指導者、そして文筆家としての偉業を称え創立されました。

Jon Hawkins記念奨学金
Jon HawkinsはIHS終身会員でした。彼は、プロのホルン奏者としてそのキャリアを始めたとき、交通事故で亡くなりました。彼のご両親は、この奨学金を息子の記念として創設しました。Jon Hwakinsの生涯は「The Horn Call」の1992年10月号108ページに掲載されております。

この奨学金は、IHS総会に参加するために、援助するに値し、とてもやる気のある、学生に参加を促すものです。IHSの年次総会に出席することにより、学生達は最高水準の演奏、指導、楽器等様々な物質的資産、そして人々に出会い、良い影響が得られます。

ポール・マンサー奨学金
この奨学金は、長年に渡り「The Horn Call」の執筆を行い、サザンイースタン・オクラハマ州立大学の名誉音楽学部長を務め、IHS名誉会員であったポール・マンサーの名前が付与されています。そしてIHS国際総会に参加し、世界的に著名な芸術家、教授からレッスンを受けるためにフルタイムで在籍している学生達のために創設されました。この奨学金はポール・マンサー奨学金基金の利息によるものです。

2011年1月8日土曜日

ホルンで表現すること、仲間達、そして受け継いだ物

第43回国際シンポジウム

日程:2011年6月20日(月)~25日(土)
場所:アメリカ・カルフォルニア州サンフランシスコ州立大学

国際ホルン協会の年次総会(annual symposium)は,世界のホルン奏者が集まる大きなイベントです。 毎年世界中から何百人ものホルン奏者達が新しい街へ、ホルンの芸術的技巧、指導法、演奏経験のより高いレベルを求めてやってきます。
またホルンに関する楽器、様々な道具、そして楽譜も展示されます。
こんなに多くのホルン、マウスピース、ミュート、ケース、楽譜そしてホルンを吹くのに考えられるありとあらゆるものが勢揃いするところは、ここをおいてありません。
歴史上初めて、年次総会がカルフォルニア州のサンフランシスコにて、今年は開催されます。 ホスト:Wendell Rider "Real World Horn Playing(本当のホルンの吹き方)"

【申込費用】(食事代、宿泊費は含まれておりません。)
         
2月28日までの申込
IHS会員 総会全日程 US$ 275 \24,750円
非IHS会員 総会全日程 US$323 \29,070
65歳以上のIHS会員 総会全日程 US$305 \27,450 円
25歳以下の学生証を持っているIHS会員 総会全日程 US$305 \27,450 円
会員資格問わず 1日のみ 64 \5,760

3月1日以降の申込
IHS会員 総会全日程 US$360 \32,400円
非IHS会員 総会全日程 US$380 \34,200円
65歳以上のIHS会員 総会全日程US$ 342 \30,780円
25歳以下の学生証を持っているIHS会員 総会全日程 US$342 \30,780円
会員資格問わず 1日のみ 75 \6,750
バンケット(宴会) 18 \1,620

今申込めば大変お得です!

早期申込は2011年3月1日までの価格です。今申込んでいただければ協会の資金の確保に役立ちます。そうすることで、諸費用を安く抑えることができ、素晴らしい奏者・仲間達に会うことが出来ます。
この厳しい経済状況において、できるだけコスト削減に取組んできました。私達は皆、充実した内容をこのように破格な値段で提供できることは素晴らしいことと思っております。どうか素晴らしい機会を得ることが出来る伝統を維持していきませんか! 申込はサンフランシスコ州立大学のCreative Art Box Office(創造芸術チケット売場/窓口)にて取り扱っております。
以下はネットサイトからの申込方法です。これは、セキュリティ対策に対応している安全なサイトです。「Buy Now!」をクリックすると、窓口に行き、割引価格が見え、申込が出来ます。「coupon(クーポン)」又は「codes(コード)」は不要です。会員かどうか、65歳以上そして25歳以下の学生は会場にて確認致します。1日券はただいま準備中です。また木曜日は特別スケジュールですので1日券はありません。詳しいことはスケジュール表をご覧下さい。 念のため、会員であるかは会場にて確認致します。もし会員でない場合は275US$では参加できませんので、ご承知おき願います。

ご注意:以上はサイトの英文を意訳しておりますのであらかじめご了承願います。ご不明な点はhttp://www.ihssymposium2011.com/ihssymposium2011/Welcome.htmlにてご確認頂くか、
阿部までmamiabe@joy.ocn.ne.jpまでメールにてお問合せ下さい。
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